ブックメーカーのキャッシュアウト機能で損切り

損切りのタイミング

ブックメーカーには様々な機能が備わっていますが、非常に便利な機能としてキャッシュアウト機能があります。キャッシュアウト機能は、勝ち負けが決定する前にその勝負から降りることができるもので、その時点での勝ち負けに応じてある程度の利益や損失を確定させることができるという便利なものです。例えば、ベットを行ったチームが途中までいい具合に試合を進めながらも最後に逆転負けを食らうとします。本来のブックメーカーならば負けということになり、賭け金は一切返ってきません。しかし、この機能を使えばいくらかは返ってきます。

途中まで勝っている時にキャッシュアウト機能を使えば当初想定されていたオッズまではいかないにしても、確実にプラスで終えることができます。裏を返せば、ブックメーカーのこの機能を使えば損切りができるということです。明らかに敗色濃厚という時でも損切りを行うことでいくらかは手元に残すことができます。後はどこで見切りをつけるのか、逆転の可能性をどこで見限るかにかかっていますが、こうした要素もブックメーカーの新たな楽しみ方として定着する可能性があります。

一方ですべての賭け金を引き上げることができる他、一部だけを引き上げることも可能になります。100ドルを賭けていた場合、半分の50ドル分だけを引き上げ、後は賭けを継続させるようなことができます。これをパーシャルキャッシュアウトと呼びます。対象となるスポーツは野球やサッカーなど豊富にあり、実際にそれが可能かどうかはブックメーカーのホームページで記載されています。またどのような時に対象となるのかも掲載されていることから確認が必要です。

これまでのブックメーカーではベットをしたら試合の流れを見守るのみでしたが、今後は試合の流れを見ながら勝負をすべきかそれとも降りるべきかを判断します。新たな楽しみ方が登場し、勝負の仕方も大きく変わることになることから新たな戦略が注目されることになります。